プレス加工とは、薄いシート状の素材(フィルム)を特定の形状に成形する加工技術です。
加工を行う材料の種類には金属、プラスチック、ガラスなどがあり、様々な材質で作られたフィルムに対して行われます。
プレス加工は、フィルムを特定の形状や構造にするために、フィルムに高い圧力をかけ型(ダイ)に押し当てる加工技術です。
型にはクライアントが希望する形状が刻まれており、フィルムをその形状に合わせて変形させます。このプロセスによって、平らなフィルムが曲線や凹凸のある形状に変わる仕組みです。
自動車産業では、車体のトリムや内装部品の製造、また、家電製品や電子機器の外装や液晶ディスプレイの保護フィルムなど、多くの産業分野で利用されているフィルムのプレス加工。
松本製作所でも、自動車部品の製造を行う企業様や、家電製品、電子機器メーカー様と多数お取引を行っており、安心・信頼の企業として皆様の事業に貢献いたします。
携帯端末に使用される小型フィルム加工品から大型TVで使用される大型フィルム加工まで、幅広く対応しています。
もちろん、クリーンルームでの加工です。
【対応可能サイズ】
MAX 700mm×1200mm
厚み 0.025mm~1.5mm
上記はあくまでも目安であり、生産内容によりすぐに対応できない場合もあります。
まずはお問い合わせください。
・粘着テープ
・PETフィルム
・PP
・PE
・ポリカ
・ポリイミド
・塩ビ
・PEN
・ウレタン
・各種ハードコート材
・発砲体
・光学系フィルム(白反射・銀反射etc)
・お客様オリジナル特殊材料など
他にも多数の加工実績があります。
最近の傾向としては、お客様オリジナル特殊材での抜き加工、特に機密情報のある材料加工のご依頼を多くいただいており、そうした場合には「秘密保持契約」を締結することで、安心してお任せいただいております。
ピナクル型・トムソン型は、外形抜きやハーフカットプレスに適した型ではありますが、貫通穴を抜くと必ず抜きカスが発生します。
弊社の抜きカス自動処理プレス技術を使えば、プレス工程内でカス処理をします。この技術は、液晶保護フィルム向け製品に採用されており、コスト競争力を向上させ皆様の事業に貢献いたします。
印刷会社様とのタイアップにより、印刷から抜き加工までトータルプロデューズを実現いたしました。材料もお客様ご指定の材料を調達することが可能です。
【対応可能サイズ】
550mm×770mm
テープ加工を中心に行うマシンです。
抜くだけのプレス機ですが、商品によっては抜きカス自動処理プレス加工に対応可能です。
(別途治具発生)
大規模なプレス加工に使用。
厚めの素材や複雑な形状の加工に対応いたします。
S社様は、新しい商品・サービスを展開する為に液晶画面を保護するための保護フィルムの加工会社を探されていた。
製品サイズ:150mm×700mm
材料構成:片面粘着付きの液晶保護フィルム、セパレーター50μ
お客様はセパレーター(50μ)上でハーフカットしてロール仕上げを希望されていたが、150mm×700mmの細長い形状を加工する会社が見つからなかった。
弊社で保有している大型プレス機で加工を行いました。
お客様もエンドユーザー様への供給もあり、納期が切迫していましたので、
材料到着後2~3日後に納品させていただきました。
このように松本製作所では、
いつでもお客様目線
で対応させていただくことを心がけています。
このように松本製作所では、 いつでもお客様目線で対応させていただくことを心がけています。
弊社がどのようなニーズにも、責任と信頼いただける実績をもとにしっかりお手伝いさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
絶縁材用途として、創業当時から受け継がれてきた加工技術。
最大1,100mmサイズまで加工対応が可能です。
フィルムのプレス加工とは異なり、素材の厚さが比較的厚く、剛性がある場合に適しています。このプロセスでは、素材を専用の工具やプレスブレーキ機械を使用して曲げることで、目的の形状を得ます。
松本製作所では主に照明器具の部材として多数の実績がございます。是非お気軽にご相談ください。